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国際関係学部 飯野勝己准教授による共編著『暴力をめぐる哲学』が刊行


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2月10日、国際関係学部 飯野勝己准教授の共編著による『暴力をめぐる哲学』(飯野勝己?樋口浩造共編著)が、晃洋書房より刊行されました。「暴力の哲学/倫理学」をテーマとして行っている科研費共同研究(第一期:「「暴力」の多様な存在様態に関する領域横断的研究──「表現」概念との関連性を通じて」平成27~29年度、第二期:「暴力を語ること?表象することをめぐる根源的問題についての領域横断的研究」平成30~32年度)の成果第一弾です。「私たち人間にとって、そしてこの世界にとって、暴力とは何か?」という根源的問いに立ちつつ、狭義の哲学/倫理学だけでなく、宗教学、心理学、日本思想史など多彩な研究領域の視点から多角的かつ重層的に「暴力」を考察する、9人の共同研究者による共著。物理的?身体的暴力だけでなく、現代社会に蔓延する「言葉の暴力」的な事象に着目している点も、特色です。

[目次]
序章 暴力はいかにして哲学の問題になるのか(飯野勝己)

第Ⅰ部 暴力の根源に向けて
 第1章 暴力におけるミーメーシスとアイデンティティ(上石学)
 第2章 文化と暴力──伝統的アート理論に基づく現代的暴力への洞察(新田智通)
 第3章 暴力の行使と制止の行動科学(中野良樹)

第Ⅱ部 暴力の現れに向けて
 第4章 日本キリスト教思想史における暴力理解──内村鑑三の暴力論(岩野祐介)
 第5章 暴力を直視する──語り直される暴力をめぐって(樋口浩造)
 第6章 構造的暴力としてのヘイト?スピーチ(坪井雅史)

第Ⅲ部 暴力?表現?言葉
 第7章 ひとつの暴力、いくつもの暴力──「場所への暴力」試論(飯野勝己)
 第8章 語りをめぐる暴力──ミシェル?フーコーと監獄情報グループの活動から(相澤伸依)
 第9章 荒ぶる思いのゆくえ──謡曲「葵上」を手掛かりにして(藤村安芸子)

あとがき(飯野勝己?樋口浩造)

暴力をめぐる哲学

【関連リンク】
晃洋書房:暴力をめぐる哲学
http://www.koyoshobo.co.jp/book/b427695.html
(別ウィンドウで「晃洋書房」のウェブページが開きます)



(2019年2月14日)

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